幸せのかたち
こんばんは。
現状から逃げ出したい毎日が続いています。
なんで会社を辞めたいと思うのに、辞められないんだろう…?
サラリーマンを辞めたら、生活していけないという、根拠もない恐怖感があります。
両親、親戚、友人からも、残念なやつと言われてしまうんじゃないかという、つまらない見栄もあります。
こんなことが理由で会社に居続けても、ただの給料泥棒だなぁと思う日々。
今思えば、
幼いころから集団の中でうまく振る舞うことが苦手だった。
幼稚園ですら、毎日毎日みんな同じ制服を着て、同じ時間に通うことに疑問を感じていたような子供だった。
特に、今となっては、学校教育(小・中・高)なんていうのは、サラリーマン養成所みたいなところだったなと感じる。そんな環境にうまいこと馴染むこともできず、そもそも楽しいとも感じられなかった私は、社会に出てはいけなかったのかもしれないなと…
大学に入ると少し変わりますよね。
高校生の時までとは違って、自分たちで考えてモノづくりしてみたり、研究活動に取り組んでみたり、いろんな機会が与えられます。
大変ありがたいことに、大学ではホントに何不自由なく勉強させてもらいました。両親が学費を出してくれたこと、大学の設備が重質していたこと、お世話になった先生方・先輩方が魅力的な方ばかりだったこと。感謝しきれません。
そんな恵まれた環境だったからこそ、技術者として生活していこうかなと思えたんですが…
就職できただけで感謝しないといけないと思っています。
リクルータさんにもたくさんお世話になったし。
就職後もいろいろ研修なり実習なり、勉強させてもらえる機会は多いと思う。
比較的大きな会社ということもあって、福利厚生はかなり充実していると感じることも多い。
ただ、幸せかと聞かれたら、違う。
今の環境は、高校までの学校教育に非常によく似ている。
これを覚えなさい。あの資格をとりなさい。それはやってはダメ。
社員に独創性なり自立なりを求める一方で、今までの定石から外れる言動をとると批判される。
最近はカッコよくダイバーシティとか何とか言って、多様性を求める風潮があるように思うが、実際はそんな価値観はほとんど存在しないと痛感する。
こんなことを思ってしまう自分は、わがままで謙虚さに欠ける人間なのかなと思えてくる。
こんな愚痴をこぼすくらいなら、とっとと辞めろよと思ったりもする。
なぜやめられないか…?
経済不安と見栄、そして入社当時に思い描いていた理想を捨てきれないからだと思う。
今年で26歳になる。
真剣に自分にとっての幸せを考えないといけない。
私は仕事を頑張る為に生きているのではない。
私はお金を稼ぐために生きているのではない。
私は幸せになるために生きている。
幸せのかたちを模索しながら明日も頑張って生きたい。
夏空に向かって胸を張る ひまわり のように。